フォトメモ

デルフト工科大学図書館

12月 8th, 2009 / by:URB / category:フォトメモ

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デルフト工科大学の図書館です。屋上緑化の屋根の中にガラスのとんがり帽子は、むちゃくちゃ楽しくて、思わず芝生の斜面を上がります。子供なんかは、ごろごろと転がって遊びそうなほど愉快です。その中のコンクリートのさかさまの円錐体も存在感がありながら柔和な表情が楽しいです。こんな幼稚園あっても良いと思われるほど、心おどる形態です。屋上緑化のせいもありますが、滑らかな形も土地から浮き上がってきたような自然さがたまらなく嬉しいものです。この中の本屋に会った「数独」を買ってきました。大変はやっていました。ホテルの迎えのバスの運転手ー多分インド人ーが、デフィカルト!と声を掛けてきました。まだ嵌っていて、抜けきれていないなあ。

風の葬祭場

12月 1st, 2009 / by:URB / category:フォトメモ

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槙文彦さん設計の風の葬祭場です。二度見ることができましたが、緩やかな丘陵にそっと納められていました。音の無い静謐な空間に居るとき、心の奥に深い安堵感が染み渡る思いがしました。西洋の教会で感じるものとは異なる静寂さを感じることができました。と同時に感激したのは、なんといってもここの造園、ランドスケープが巧みでした。この敷地に遺跡があったことが幸いしたとも、思いますが、建築が不足気味に建っていることが嬉しかったです。しかし、コールテン鋼の強い隔壁が、少し気になりましたが、小さな村の美しい斎場は、いっそう優しく見えました。

リートフェルト作品

12月 1st, 2009 / by:URB / category:フォトメモ

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クレーラー・ミューラー彫刻庭園にあるリートフェルト設計のリートフェルト・パヴィリオンです。屋根と壁だけで、囲い込むことはしていませんので、柱と屋根とガラスとブロック壁の構成だけでできていますので、そのプローポーションだけを洗練させたパヴィリオンですから、美しいです。ふと、谷口吉生さんのプロポーションを思い出しました。北海道でブロックを積んで住宅を作っている私にとって、衝撃的なデザインの横積みブロックのすかし塗り仕上げを発見しました。このブロックの大きさは、425×235×100でした。今年、挑戦してみましたが、地震のある国では、かなり慎重に積むこととなりました。
これを見たのは、数年前になりますが、リートフェルトの住宅以外のものを見たのが、初めてでしたので、感激しました。